コンピュータ事情

ラオスでPCの普及が始まったのは2000年ぐらいからようですが、今でも月収がビエンチャン市内でも100ドル前後ですので、非常に高価なものになっています。所有率は、1割以下で大学の工学部の学生でも1クラスに数名といった感じのようです。

コンピュータは海賊版のウインドウズが中心になっています。最近の海賊版はオールインワンタイプになっていて、XP版をベースにサービスパックなどのパッチが当てられていてかつ、Windows Office、ウイルス対策ソフトや画像ソフトなどが一式インストールされるようになっています。市内でPCを購入すると、こうした海賊版がインストールされてきます。こうした海賊版にはコンピュータウイルスが混入していることも珍しくありませんし、ラオス国内で著作権に関する法律が確立されていなくても、知的所有権を侵害していることは間違いありませんので、利用しないようにしましょう。

コンピュータショップはビエンチャン市内だと個人経営レベルの小さなお店はあちこちにあります。USBメモリ、CD?R,ハードディスクなどは比較的手に入りやすいですが、種類は限られています。本格的に必要な場合には、ウドンタニまで出かけていくと良いと思います。

(2008/07/17)