インターネット事情

ラオスはインターネットの普及が始まったのは、ほんの2,3年前で2006年夏にラオテレコムのADSL回線が大幅に値下げしたことにより、普及が始まりました。以前は、ダイヤルアップ回線が主流でした。現在もダイヤルアップ回線も利用されている方もいますが、基本的にはインターネットを利用されている人は、ビエンチャン市内の場合は、以下のいずれかを利用されているようです。

  • ラオテレコム社のADSL回線(256/128Kbps または 128/64Kbps)
  • プラネット社のワイヤレス無線インターネット(256?1024Kbpsのベストエフォート)

料金は、ラオテレコム社のADSL回線の場合は、512/256Kbpsで1年契約前払いで月額50ドル、プラネットの月額転送量によりますが、1GB転送で月額25ドル、2GB転送で50ドルとなっています。超過分は従量制です。ADSL回線は転送量制限なしですが、無線インターネットは、転送量によって値段が変動するので注意が必要です。また、無線インターネットは、256?1024Kbpsのベストエフォート方式になっていますが実際の速度は何か所で見ましたが、ADSLの256/128Kbps程度の実効速度です。
個人的にはADSL回線がお勧めですが、ADSL回線を利用する場合は、固定電話回線が必要です。電話回線がすでに入っている場合はすぐに導入が進みますが、入っていない場合は時間がかかることがあります。ですので、このあたりでどちらを導入するか決めることになりそうです。
ちなみにラオテレコムの固定電話の基本料金は15,000KIP(約185円)です。

このほか、ダイアルアップ回線の場合には、ラオテレコム社のOne4Clickというプリペイドカードを購入してモデム経由で接続します。50,000KIP で17時間利用出来ます。このほかラオテレコムはダイヤルアップ回線で無制限で接続できるプランもあり、こちらだと月額20ドルになります。