携帯電話によるインターネット

ラオスでは、2.5世代と呼ばれている GPRS(General Packet Radio Service)と呼ばれるGSM形式の携帯電話がサポートしている通信方式によってインターネットが出来ます。ただし、インターネットができるには条件があります。

  • 携帯電話はインターネット対応(GPRS対応)であること。
  • 携帯会社がTIGOまたはETLであること。(ラオテレコムは未サポート)

最初の条件は、最近のカメラ付き携帯であれば大体搭載されています。NOKIAの安い普及モデルだとダメです。

2番目の条件ですが、TIGOもサポートしているのですが、ネットワークが2008/07現在非常に遅くて使いものになりません。現実的にはETLだけです。ETLは携帯でインターネットをすると接続を終了する度にショートメッセージで料金を知らせてくるのが煩わしいですが、速度的には応答は普通に返ってきますので実用レベルです。

Shiro DSL8080U ADSLモデムモデムドライバをインストールにするには

   ラオテレコムで1年契約した場合はUSBタイプのADSLモデムが無償で提供されます。私のところで使っているのは Shiro DSL8080U というモデムです。このモデムのドライバを日本語Windowsにインストールする場合、そのままインストールしようとするとインストール段階でエラーとなるため、ラオテレコムの担当者も日本語OSへのインストールは無理、と言われてしまうのですが、次のような簡単な手順で回避出来ます。他の製品の場合も同様の手順でインストールできることがありますので頭の片隅にあるといいと思います。

(2007/05/03)

【手順】

コントロールパネルより「地域と言語のオプション」を選択して、使う言語を「英語」とするだけです。

Shiro DSL8080U ADSL

Shiro DSL8080U ADSL

設定したら、通常の手順でモデムのインストールを行ってください。 インストールはラオテレコムの担当者が行ってくれると思います。(日本語のWindows XP, Vista で正しく動作することを確認しています。)

上記の設定をしていない場合は、Shiro DSL8080U ADSLモデムの場合は、インストール時に次のようなエラーが出てインストールが続行できなくなります。これは、インストーラーに日本語用のリソースが用意されていないためです。

Shiro DSL8080U ADSL