KOICAの6名の新ボランティアが到着

8/19にKOICA(韓国国際協力団)の新しいボランティアが6名到着し、これで合計68名のボランティアがラオスで活動しているとのことです。KOICAでは、7週間の現地語学訓練の後、配属するようです。活動期間は青年海外協力隊と同様に2年間です。

ちなみに日本の国際協力機構(JICA)のボランティアはラオスでは、2008/07/31現在、青年海外協力隊員が28名(うち女性が24名)、シニア海外ボランティアが10名(うち女性が1名)で、38名のボランティアが活躍しています。(JICAのHPより)
青年海外協力隊は職種別にみると保健医療分野が一番多く、次の教育文化、農林水産分野とのことです。女性が他の国と比べて非常に多いのも看護師として活躍される隊員の方が多いからでしょうか?

ビエンチャン市内でも、日本人??と思うと韓国人ってことがよくあります。

ビエンチャンにメータタクシーが登場する??

ビエンチャンタイムス(08/23付)によると、来月(9月)より、ラオス・台湾の合弁の投資会社によるタクシー会社が営業を始めるそうです。現在、ビエンチャン市内には、タラートサオから空港あるいは友好橋へのサービスを提供するタクシー会社があり、90台のタクシーを所有しているとのことですが、新しいタクシー会社は200台のメータータクシーを導入する予定のようです。

来年の2009年12月にラオスで開催される東南アジア競技大会(SEAゲーム)と今後のビエンチャンの経済の発展を見込んでのもののようです。過去にも同様にラオス・韓国の合弁会社、ラオス・ベトナムの合弁会社によるタクシーサービスがあったらしいですが、十分に顧客が確保できず、撤退していますので、微妙なところです。

私としては、市内の主要な箇所を巡回するソンテウ(タイでよく見かけるピックアップを改造した乗合バス)があるとすごく便利だと思うんだけど。。。

国立博物館は改装中

市内の文化ホール前にある国立博物館は、08/06から09/15まで改装中のためクローズ中です。

日本政府の洪水被害に対する緊急援助について

8/22付でラオス政府に対して約1200万円相当の緊急援助物資を提供するとのプレスリリースが出ています。政府発表によるとビエンチャンおよび中部地域(ビエンチャン県、カムワン県、ボリカムサイ県等)において、死者5名、約15万人が被災したとのことです。被災村落数は565村にのぼります。

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ラオスにおける洪水被害に対する緊急援助について

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h20/8/1182812_914.html

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ラオスに対しては、国連開発計画(UNDP)、世界保健機構(WHO)、オーストラリア国際開発庁(AusAID)などの国際協力機関が支援を表明しています。

ビエンチャンのメコン川の水位が正常水位に(08/20)

08/20のメコン川の水位は、11.48mとなり、警戒水位の11.50mを下回り、正常水位に戻っています。08/21は、11.28mであり、お天気も先週後半より安定しています。

サバナケット空港が再開

サバナケットの空港が08/15(金)に再開しています。運行が始めたのは、ビエンチャン・サバナケットの路線で、水、金、日で10:30にビエンチャン発、サバナケットからは、12:10発となります。このほか、10/22よりサバナケット・バンコク(タイ)間の運行が水、金、土に予定されており、2009年中には、サバナケット・ダナン、フエ(ベトナム)の国際線なども計画されています。
これで、道路、空路ともサバナケットは、東西回廊の重要な拠点になりそうです。

このほか、ラオス航空では、ルアンパバーン・ウドンタニ間の運行が10/30から週2便(金、日)に予定されているみたいです。

メコン川の水位が警戒水位に。(08/19)

ラオス気象局によると08/19のビエンチャンのメコン川の水位は、12.00mで前日比(-0.62m)で危険水位である12.50mを下回り、警戒水位になりました。 今後も引き続き、下降していく見込みです。08/20が11.55m、08/21が11.16mの予想。

ソムサワート常任副首相による特別番組

先ほど、国営テレビ放送のチャンネル1でソムサワート・レンサワット・ラオス人民民主共和国常任副首相(Standing Deputy Prime Minister Somsavat Lengsavad)を迎えての洪水の特別番組を約25分程度行っていました。この中で同副首相は、過去に4回の洪水があり最大水位は、

  • 1966年は12.71m
  • 1972年は12.50m
  • 1979年は12.08m
  • 2002年は12.60m

でしたが、今回は最大水位は13.68mであり、非常に早い時期でかつ高い水位であったこと。まだ、雨季は9月まであり油断が出来ないというお話をされていました。

また、ビエンチャン市内中心部については、洪水を免れましたが、サイタニ地区では現在も浸水が進んでいること、カオリオ地区をはじめ、周辺地域ではいまなお冠水していることなどについて言及され、これらの地区では、水道などの水もないことから、飲料水や食糧の供給、疫病などを防ぐための対策が必要であると述べていました。パクサン地区をはじめとしたボリカムサイ県でも被害甚大なものとなっているとのことでした。


ここからは、テレビの内容ではありませんが、お昼すぎにボンタン水道塔のところを通ったら、たくさんのダンプが土砂を積載してサイセター地区方面(アイテックの後方の地区)に向かっていました。先日も書きましたが、警備員がこの村から来ており聞いたところ、未だ水位が高く、場所によっては首のところまで水が来ており、浸水していない村も雨などが降って水位が上がり、川の水が溢れると一気に浸水してしまうため、政府が土嚢により堤防を作る作業を進めているとのことでした。 まだまだ油断は出来ません。

昨日(08/16)のビエンチャン市内のメコン川の様子

昨日のメコン川の様子の写真です。水位が下降に転じていて、水が引きはじめていますが、ビエンチャンのやや郊外の川沿い低地の住宅は冠水したままです。浸水を逃れた市内は中心部は平常で、堤防の下に作っていて冠水した川沿い屋台は土嚢の外側にテントを張って営業を開始し始めています。もともとは、この高い位置に屋台があったのですが、確保できる座席数が少ないため、いつの間にか堤防下にどんどん座る場所を作っちゃいました。なので、この部分は冠水しても仕方なかったですね。 夕方から夜になると屋台街はいつもの賑わいをみせていました。

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北京五輪、陸上女子100m予選

1次予選第9組9コースにPhilaylack Sackpaseuthさんが出場しました。記録は、13.86秒。85人中81番目でした。 国内記録は彼女のもつ13.03秒ですから、調子が悪かったでしょうか。いずれにせよ、御苦労さまでした。

これで、ラオスの4選手が出場した競技は全て終了しました。