台風30号がベトナム・ラオスへ

今年は、本当に台風の当たり年です。昨日(8日)に今年最強と言われる竜巻並みの勢力をもった台風30号がフィリピン中部に上陸しフィリピン各地で甚大な被害となりました。現在のところ被害状況の全貌はわかっていませんが、1000人以上が死亡したのでは?といった報道もあります。 この台風30号は東シナ海に抜けてベトナムに向かっており、予報によるとベトナム沿岸を進み、10日朝にもベトナム中部に接近する見込みでベトナムでは国をあげての厳戒体制が指示されています。今回の台風は依然として非常に強い勢力を保っており、当初の予想では、西に進みラオス中部を通過する予想進路でしたが、よりやや北西の進路予想となりベトナム沿岸を北西に進む見込みとなりラオスへの上陸は避けられそうですが、依然としてラオス国内でも十分な注意が必要です。

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先日の10月の台風26号はラオス上空で温帯低気圧となりましたが、この影響とみられる悪天候で10/16の午後4時にビエンチャン発パクセー行きのラオス航空の飛行機がメコン川に墜落し、乗員乗客49名全員死亡というラオス国内での最悪の航空事故が発生しています。