ラオス航空の墜落事故、43人の遺体を収容

16日の現地時間の16時(日本時間の18時)、先週の水曜日なりますが、ラオスの首都ビエンチャンから南部のパクセーに向かうラオス航空QV301便が悪天候で着陸で失敗し、タイとラオスとの国境を成すメコン川に墜落しています。パクセー空港の手前にある小さなの織物の島として有名なドンコー島の周辺に墜落したとのことです。ちょうど台風25号から変わった熱帯低気圧がラオス上空を通り過ぎた後で強風による悪天候だったようです。飛行機は着陸失敗というより着陸を止めて引き返そうとしたときに態勢を崩し墜落したとみられています。

乗客44名、乗員5名の49名の全員死亡しています。現在までに43人に遺体が収容されているようで、約半数の人の身元が確認されているようです。乗客にはラオス人16人のほか、多数の外国人が含まれています。フランス人7人、オーストラリア人6人、タイ人5人、韓国人3人、ベトナム人3人、中国人、マレーシア人、台湾人、米国人がそれぞれ1名となっています。(当初カナダ人も1名の情報がありましたが、ベトナム人が変わって乗機したようです。)

現在、ブラックボックスを回収する作業が行われている模様です。水深が10m以上と深く、流れが速いため回収に時間がかかっているようです。

今回、日本人が含まれていませんでしたが、私自身のこの路線を利用したことがありますし、ラオスに旅行すればビエンチャン・ルアンパバーン路線などはよく利用するのでかなりショックです。今回の事故を教訓として、今後このような事故が起きないことを祈るしかありません。