[SEAゲーム] 第25回東南アジア競技大会が閉幕

2年ごとに開催され、50年の記念大会、ラオス初の国際競技大会となった東南アジア競技大会(SEAゲーム)は9日からの10日間の競技を終えて閉幕しました。

もっとも盛り上がったのは男子サッカー、サッカーは、開会式より早く12月2日競技を開始、12/5のラオス×ミャンマー戦は1-1の引き分け、12/7のラオス×インドネシア戦は、2-0と勝利、12/10のラオス×シンガポール戦は0-0の引き分けで、1勝2分で準決勝進出をB組トップで決めました。一方、A組では波乱、大会8連覇のタイがベトナムと1-1の引き分け、カンボジアに4-0と勝利、東ティモールに5-0と勝利し、予選最終戦のマレーシア戦、引き分け以上で準決勝が決まる試合でしたが、後半にマレーシアが先制、タイは後半35分に追いついたものの、ロスタイムにマレーシアが逆転し、タイがまさかの敗退となり9連覇はなりませんでした。

この結果、12/14の準決勝は、B組1位のラオスとA組2位のマレーシアの対戦。この大勝負にラオスっ子は大盛り上がり、深夜からチケットを求めて並ぶもののチケットを買えない人が続出です。タイの敗退でテレビ中継局も変更、それにあわせて競技時間も変更です。注目の準決勝は、割れるような声援の中キックオフ。前半14分、マレーシアが先制し、その後、ラオスにとって厳しい状況が続きましたが、後半29分に見事なミドルシュートで同点に追いつきました。しかしながら、後半34分、40分と立て続けに失点してしまい、敗退しました。3-1という結果でしたが惜敗と言ってよいと思います。

マレーシアは、決勝でベトナムに1-0で勝利し、1989年のマレーシア、クアラルンプール大会以来20年ぶりの優勝となりました。

次回、第26回東南アジア競技大会(SEAゲーム)は、2011年インドネシアのバンドン、スマランで開催されます。

ラオスの競技レベルはこの大会を機に確実に一つ上のステージに上がったと思います。内陸国で人口も少ないから、って言われますが、ラオスっ子も頑張れば出来ます。新しいステージでの飛躍を期待したいですね。