タイ人観光客、減少か??

バンコク週報によると、年末年始のタイ人の海外旅行が激減とのことです。海外旅行が50%減、国内旅行が30%以上減とのこと。日本行きのツアーが円高の影響もあり、25%ほど落ち込んでいるとのことです。

ラオスは、タイ人にとっては国内旅行感覚で行ける隣国の観光地ですが、こちらも国内旅行も減少しているわけですから、減少しそうです。タイは景気失速に上に、タイ国王の姉で今年1月に死去したカラヤニ王女の葬儀が週末(11/15-16)に行われたばかりで、そういった国民心理も影響していそうです。そういえば、以前よりタイ人観光客が少ない気がします。

ラオスには、昨年162万人の外国人が訪れています。このうち近隣諸国(タイ・ベトナム・中国・ミャンマー・カンボジア)が130万人で、タイ人は、95万人となっています。半数以上の約6割を占めています。訪れるタイ人は、パスポートが51万人、ボーダーパスが44万人ですからざっくり半々ですね。少なくともパスポート組のかなりの割合は観光客だと思われます。ちなみに、日本人は、2007年は29,770人でした。

こうして数字を見ると、観光立国を目指すラオスにとって、タイ人がいかに貴重な観光客かがわかると思います。