ラオス:外務省安全情報、危険情報一部引き下げ

2013/06/26付で外務省は、ラオスに対する渡航情報(危険情報)を発出しています。今回、反政府勢力が活動しているとされている地域の周辺地域の危険情報を「渡航の是非を検討してください。」から一つ下げ、その他の地域と同じ注意喚起レベルである「十分注意してください。」に引き下げとなっています。

具体的には次の地域が引き下げとなり、他の地域と同じ「十分注意してください」となっています。現在、「渡航の是非を検討してください」となっているのは、反政府勢力が活動しているとされている旧サイソンブン特別区のみです。この場所は、外国人の立ち入りが禁止されており、一般のラオス人も許可なく立ち入り出来ない地域です。

  • シェンクワン県タートーム郡の国道1D号線、同県クーン郡北部及び同郡南部の国道1D号線
  • 国道7号線のプークーンからポンサワンまでの区間及びその周辺地域
  • フアパン県サムヌア周辺地域

今回の引き下げで、ビエンチャンからルアンパバーン、あるいはシェンクワン、そして、織物で有名なサムヌアなどへの陸路での移動が出来るようになりました。ただし、いずれも幹線道路ですが道幅が狭く、山岳地帯を抜けるので夜間の移動は避けた方が良いと思います。ラオスは全般的に治安は非常に良好ですが、最近はビエンチャンでは銃器を用いた強盗事件などが起きておりやや物騒になっています。昼夜問わず、ひったくりなどの被害も発生しているようですので注意してください。