57年ぶりに米国務長官がラオスを訪問

アジアを歴訪中の米国のヒラリー・クリントン国務長官が11日にわずか3時間だったようですがラオスを訪問しています。ラオスを米国の国務長官が訪問するのは57年ぶりとのことで、ラオスを含め、東南アジアへの動きを活発化している中国の動きを牽制する意図があると見られています。ヒラリー国務長官は、首都ビエンチャンで、ベトナム戦争中に米軍がラオスに残した不発弾の問題などについて意見を交換しています。クリントン国務長官は、短時間の滞在でしたが、不発弾被害者のための義手・義足の製作や作業療法を行なっている支援団体COPEやラオスの重要寺院の一つであるワット・ホーパケオを訪れたようです。今後、米国は、不発弾処理の支援などを拡大していくようです。