一大商業地域に変貌しつつあるノンチャン湿地

特に大きく変わったのが、タラートサオから東側のクービエン通りのノンチャン湿地(Nong Chan)のところでしょう。約800メートルぐらいの道沿いのところは湿地帯で空き地のようになっていたのですが、2010年ぐらいから開発が一気に進み一大商業地域に生まれ変わろうとしています。すでに前回(2016)に訪問したときにはビエンチャンセンターがオープンしていましたが、その隣にパークソンショッピングモール(Parkson Lao Shopping Mall)、そしてその隣にワールドトレードセンター(World Trade Center)を建設中(一部ソフトオープン)です。2019年中にはオープンしそうです。

ビエンチャンセンターの中に高級ブランドが並んでいますが、お店は閑散としていて誰が買うのかなぁという感じです。経済成長を続けているといっても、ラオス人の月収はまだ数百ドル程度なので買うのは厳しいです。2011年に完成しているタラートサオモール2も結局、未だ空き店舗もあり商業的に成功しているとはいえません。建物が出来ても中はずっと未完成状態という可能性は十分にあります。2016年にオープンしたLAO-ITECCモールも未だ上の方の階には店舗が入っていません。すでに供給過剰な気がします。

ビエンチャンセンタービエンチャンセンター(2019/01)

ワールドトレードセンターワールドトレードセンター(2019/01)

タラートサオバスターミナル(ビエンチャン中央バスステーション)も建設中です。前回(2016/05)に訪れたときにすでに工事に着手していたのですごく時間がかかってますね。

タラートサオバスターミナル

(2019/01)