ラオス料理

ラオス料理は、お隣の国のタイ料理と比べると味は辛くなく、どちらかというとマイルドな味付けになっています。タイの東北地方(イーサン地方)とかなり似ていますが、味付けはラオスの方がシンプルです。 タイ料理はナンプラーという魚醤を用いますが、ラオスでは、パーデックという魚を塩と米ぬかで発酵させた魚のエキスを用いています。

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ビール

ビールを片手にメコン川の夕日を見るというのは、なんとも言えないものです。ラオスを代表するビールと言えば、「ビアラオ」です。ほどよい苦みでクセのないビールです。ビエンチャンでは、昨年(2007年)頃から生ビールが飲めるお店が増えてきました。実は、昨年よりシンガポールのタイガービールがラオス市場に本格的な進出を目指しており、タイガービールの飲める店がビエンチャンでは増えてきています。

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タマフン(タム・マークフン)

パパイヤのサラダ。青いパパイヤを細く切って、トマトや唐辛子、パーデックを入れて、すり鉢でついて和えたもの。タイ料理のソムタムと基本的に同じですが、ナンプラーではパーデックと使っているところが大きく異なります。美味しいタマフンは辛いので注意。

タマフン(タム・マークフン)

ピンガイ

焼き鳥。地鶏の焼き鳥が多いので、身がひきしまっていて、意外と食べるところが少ない。タイ料理のガイヤーンと基本的に同じ。

ピンガイ

ピンパー

魚の塩焼き。ビエンチャンあたりだと養殖されたテラピアが多い。テラピアは川魚ですが、川魚特有の臭みとかはなく、淡泊な白身魚で美味しいです。 たれをつけて食べます。

ピンパー

ラープ

肉や魚を細切れにして、レモングラスやハーブなどと混ぜて和えたもの。鳥のラープ、豚のラープ、魚のラープという感じになっています。

ラープ

フー

ラオスで、カオビヤックセンと並んで代表的な麺料理。柔らかくて、ちょっと太麺。食感的にもちもちしてます。お好みで一緒に出てくる葉っぱをちぎっていれたり、辛味噌を入れたりして自分で味を調えて食べます。

フー

カオビヤックセン

白い米麺。ラオスでフーと並んでもっともポピュラーな麺料理。そのままだと味が淡泊なので、自分でテーブルにあるナンプラー、粉唐辛子、佐藤、酢などで味と調えます

カオビヤックセン

果物

ラオスは果物はいろいろあります。マンゴ、ランブータン、マンゴスチン、ライチなどなど。もちろん、定番のバナナやオレンジ、パイナップルなどもあります。りんごも輸入されているので、普通の市場で見かけます。ドリアンはラオス人にとって高価なのであまり見かけないです。

果物の旬は、雨季の前半メインで4月中旬ぐらいから7月初めぐらいまでです。ラオス産も果物もありますが、タイ産やベトナム産も果物が市場に多く出回っています。季節はずれに果物があるなぁ、と思うと大概タイ産だったりします。

旅行者にお勧めなのが、やはりフルーツシェイク。コップ1杯で6000KIP(2008/07)ぐらいです。果物をカットして氷と練乳をたっぷり入れてシェイクしたものです。タラートサオモールとかだとプラスチックのコップにフルーツがカットして入っているので、自分でお好みのフルーツを選んでシェイクしてもらいます。 アイスコーヒーは1杯15,000KIPもするのを考えると絶対こっちの方が美味しくて安いのでお勧め!!

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