タートルアン(That Luang)

タートルアン、ビエンチャン、ラオス ラオスを代表するラオス仏教界最高峰の寺院。ラオスのシンボルにもなっています。3世紀のはじめにブッダの胸骨を納めるために建立されたとされていますが定かでないようです。1560年にセタティラート王が都をルアンパバーンからビエンチャンに遷都後、1566年に再建されました。仏塔の四方にはクメール様式の4つの寺院が建設されましたが現在残存するのは、南北の寺院だけです。

その後、1828年のシャムの侵攻、1873年の中国の侵攻により、損傷を受けましたが、1936年に改修されて現在にいたっています。

仏塔の高さは、45mです。毎年11月頃にタートルアン祭りが開催され、全国各地から僧侶が集まってきます。タートルアン祭り最終日に行われる大托鉢は壮観で、タートルアン寺院を中心にタートルアン広場まで托鉢をする人で埋め尽くされます。