ルアンナムター観光(6) ナムジャーング村(ランテン)

プムプック仏塔から3.5キロ、車で5分ほどでルアンナムター中心部に戻るような感じで次に訪れたのは、道路沿いにあるランテン族のナムジャーング村(Ban Nam Jang)でした。ここは運転手が案内してくれたところで、私は初めて訪れました。街の中心部から2キロのところにあります。

村では女性の方があちこちで織物をしています。ぐるりと村を見学すると村の女性が布を持って集まってきていました。運転手のおじさんが前に日本人の人がたくさん布を買ったよ、とニコニコしていうのですがバイヤーではないので大量買いはちょっと厳しいです。15,000キップで刺繍されたコースターを2つ買いました。よく考えたら、ここは道路沿いにあるためか運転手のおじさんも大丈夫でしたね。町から近いので慣れているのかもしれません。

ナムジャーング村(ランテン)

ナムジャーング村(ランテン)

ナムジャーング村(ランテン)

ナムジャーング村(ランテン)

ナムジャーング村(ランテン)

ナムジャーング村(ランテン)

購入した刺繍のコースターです。

刺繍のコースター(ランテン)

刺繍のコースター(ランテン)

(2019/12)

ルアンナムター観光(7) ハーヤオ村(モン族)

12:30過ぎにルアンナムターの町を出発し、時間も15:00近くになり、リクエストした場所にはすべて訪れたので、このまま戻るのかなと思ったら、市内の中心部を過ぎて、ナムディー滝方面に向かっていくので、ナムディー滝にも行ってくれるかなと思ったりしたのですが、大通りから未舗装の道路に200mぐらい入ったりところでソンテウは停車しました。

ここはどこ?と思って見渡すと、この時期だから見ることができるモン族のお正月の毬投げの会場の入口でした。ルアンパバーンからルアンナムターへのバスの中で時折りモン族の衣装を着飾って毬投げをしている様子が見えたのですが、写真に撮ることが出来ないほど一瞬で通り過ぎてしまうので非常に残念な気持ちでいっぱいでした。まさか、出会えるとは・・・ちょっとテンションが上がります。出発するときにソンテウの運転手が連れていくと言っていたかもしれないのですが聞き取れず、すごいサプライズです。

モン族の正月は場所によって異なります。長老たちが話し合って決めるそうです。稲刈りの終わった最初の新月の日にするのが基本のようで12月ぐらいにモン族の村で行われています。ちなみに12月26日が新月だったようです。この日は大晦日でした。モン族の正月に狙っていくのは難しいので本当にラッキーです。

伝統的な毬投げは、モン族の集団お見合いです。最近は毬はテニスボールで代用している人もいます。カップルや子どもたちがモン族の衣装で着飾っていてかわいいです。

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月

ハーヤオ村(モン族)モン族のお正月お正月の飾りだそうです。

20分ぐらい見学していました。これで観光は一通り終わり15時半過ぎに町に戻りました。全体の所要時間は3時間ぐらいのプチ観光でしたが、ランテン、アカ、ランテン、モンの4つの村と手工芸品センター、仏塔を見学しすごく楽しめました。

(2019/12)

山岳民族と自然保護区を訪ねる拠点

北部のルアンナムターは、中国、ミャンマーと国境を接している北ラオスの町です。中国国境の近いこともあり、南北回廊として道が整備され、ボケオから国境の町のボーテンへ抜ける国道は舗装されています。市内周辺は山々に囲まれた盆地になっています。

カム族、アカ族、ランテン族などの少数山岳民族が多く生活しており、またナムハー自然保護区があり原生林で覆われた自然豊かな山々があります。ルアンナムターでもアクティビテイは、こうした山岳民族を訪ねる1日ツアー。比較的道路沿いのアクセスの良いところにも村がいくつかあるので、こうした村を訪ねたり、こうした村を起点としてナムハー自然保護区をトレッキングするプランなどがあります。トレッキングプランは、1日ツアーから、1泊2日、2泊3日などの日程に合わせて選ぶことが可能です。

欧米人には、ナムター川やナムハー川でのカヤッキングやボートなどのアクティビティを組み合わせたプランが人気のようです。

またサイクリングで新市街から約7キロ離れた旧市街を散策したり、約6キロのところにあるランテン村にあるナムディー滝まで走るという、半日程度で楽しめるカジュアルプランもあります。

ルアンナムター

ルアンナムタートレッキングマップ

ルアンナムターのトレッキングなどのアクティビティマップです。 新市街から約20キロのところにあるカム族のチャルンスック村、その手前にあるランテン族とカム族の住むナムルー村がもっともメジャーな村になります。国道3号線沿いにある村で南北回廊であるこの道路はきれいに舗装されていて大変アクセスしやすくなっています。

トレッキングなどをしない場合は、これらの村にトゥクトゥクなどで訪問することが可能です。

トレッキングをする場合は、ナムハー自然保護区の原生林の中を歩きます。2日間のトレッキングツアーの場合、チャルンスック村あるいはナムルー村を起点として、約7キロ程度歩いて、カム族のナラン村(カム族)あるいはナムコイ村(ランテン族とカム族)にあるロッジに宿泊し、ナムハー川をカヤックなどで下るか、歩いていき、ハートヨン村までやってきて、そこからトゥクトゥクかボートで戻るといったプランになるようです。

カヤッキングなどは、旧市街の中にあるボートランディングゲストハウスを起点して下っていくようです。ナムハー川とナムター川のところがカヤッキングやラフティングポイントになっています。

ルアンナムタートレッキングマップ

ルアンナムタートレッキングマップ市内から約20キロのところにあるチャルンスック村(カム族)

ルアンナムタートレッキングマップ南北回廊となる国道3号線。チャルンスック村とナムルー村の間のところ。

(2008/10)

1日トレッキングコース

ルアンナムターでは本当は2日間のトレッキングを予定していたのですが、天候が安定していなかったので、1日トレッキングに変更しました。

ルアンナムター1日トレッキング

コースは次のようになっています。

  1. 市内からトゥクトゥクでチャルンスック村(カム族)に到着。この村を見学。
  2. ナムハー自然保護区の原生林の中をトレッキング。ランチポイントで昼食。(片道約3キロ)
  3. 山を下り、カム族の畑や水田を横切って幹線道路に。トレッキングはここまで。
  4. トゥクトゥクで移動しランテン族とカム族の住むナムルー村を見学。
  5. トゥクトゥクで移動し、小高い丘の上にあるThat Phum Phukという仏塔から市内を眺める。
  6. トゥクトゥクで移動し、ナムマットマイ村(アカ族)を見学。

という盛沢山の内容になっています。このツアーは市内のグリーンディスカバリ社の大通りを挟んで斜め向かいにあるジャングル・エコガイドサービスが催行しているもので料金は、2名参加の場合の1名料金が28万キップ(33ドル)です。

ツアーガイドが1名同行するほかに、トレッキングのときには、チャルンスック村から1名、ローカルガイドが同行しました。こうした形で村にツアー代金の一部が還元されるエコツアーになっています。

 IMG_6174-1ナムハー自然保護区の原生林の中を歩く。

旧市街をサイクリングで楽しむ

  新市街から旧市街まで約6,7キロですが、旧市街のローカルなお寺を周りながら、旧市街を散策するのも楽しいです。自転車は新市街のメインストリートにあるマニーチャンゲストハウスの並びでレンタル出来ます。1日、10,000KIPです。自転車をレンタルすると地図ももらえるので、これを見ながら市内を散策すると良いと思います。

20081026_ナムタサイクリング1

サイクリングルートは次のような感じ。新市街から旧市街まで舗装されたきれいな道路で、左右の田園風景が広がり、気持ちが良い風景です。空港を通り過ぎると旧市街になります。往復でのんびりしながら約3時間の道のりです。

  1. Ta Aw寺院。
  2. ボートランディングゲストハウス。ナムター川が見える。
  3. Khon寺院
  4. Vieng Tai寺院。ナムタ―川が見える。

時間があれば、空港のところから西に3キロのところにある丘の上にある That Phum Phukという仏塔のところにも自転車で行くことが出来ます。ただし、この3キロの道のりは道路の状態が良くないので、乾季の雨が降っていない時期にいくと良いと思います。

ナムディー滝までのサイクリング

新市街から北東に約6キロのところにナムディー村(ランテン族)があり、その奥にナムディー滝があります。幹線道路から離れた4キロは舗装されていませんが、でこぼこが少なく自転車で走りやすいです。途中にも村などがあり、右手には田園風景が広がり、楽しみながら走ることが出来ます。滝自体は規模も小さく、正直大したことがありませんが、行くまで田舎道が楽しいです。

ナムディー滝は、入場料が2,000KIPt、自転車代1,000KIPの合計3,000KIPです。

20081027_ナムタサイクリング2

IMG_6413

新市街を散歩する

新市街はあまり見どころがないのですが、それでもいくつかご紹介します。新市街は意外と広々としていて、歩くと結構あるのでサイクリングしたついでに立ち寄るのがお勧め。

■ 市場

新市街の西側にある市場です。マニーチャンゲストハウスあたりからだと約800mあります。徒歩10分。ここでも、山岳民族の人が不通に売り買いしています。他の市場と一味違うのは、お惣菜などが、小さくきれいに盛り付けされてショーケースに陳列さている点です。今までこうした市場が見たことがなくちょっとびっくりでした。この市場の中でなんとなく美味しそうだったのでお餅のお菓子を買ったのですが、中にピーナツや黒砂糖など切り刻んで混ざっていて絶品でした。1個、わずか1,000KIP(12円)というのにびっくり。

ルアンナムター

ルアンナムター

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■ ナイトマーケット

マニーチャンゲストハウスの正面に入るので、すぐに目につくのですが、あんまり盛り上がっていませんでした。それでも、欧米人は好奇心旺盛でローカルフードにトライしていました。欧米人の旅行者は老若男女、本当に楽しんでますね。

ルアンナムター

■ ルアンナムター博物館

マニーチャンゲストハウスから450m、徒歩6分ぐらいです。

展示品が少なくあっという間に見終わってしまいますが、各民族衣装などが展示してあるので参考になります。あと入口近くに山岳民族の分布図があり、これを見て、ランテン族がルアンナムター周辺に多くいることがよくわかりました。

入場料は5,000KIP。開館時間は、08:30-11:30、13:00-15:30で、土日休み、金曜日は午前中のみ。

ルアンナムター

■ 小高い丘の上にあるミーサイ仏塔

新市街の北西の角にあります。マニーチャンゲストハウスからだと、約1.8キロ。徒歩だと25分ぐらいかかります。仏塔は、空港近くとここの2か所あります。新市街からだと、この仏塔が良く見えています。丘に登ると仏塔のところから新市街が一望出来て気持ちが良いですよ。

ルアンナムター

■ 竹橋

新市街の東のはずれにあります。マニーチャンゲストハウスから700m。徒歩9分ぐらい。メインストリートからナイトマーケットのところを東側に曲がり、しばらく歩いていくと左手に学校があるので、その学校脇の砂利道を少し下るとナムター川に出ることが出来ます。ここは眺めがいいです。流されては作り直していると思うのでいつもあるかわかりませんが、きれいに竹で編んだ橋があります。この橋を渡った先にはタイダム族の村があるようです。

ルアンナムター

■ 学校

博物館のところから北に3ブロック行ったところの左手に学校があります。マニーチャンゲストハウスから900m。徒歩12分ぐらい。博物館から400m先です。

また、上記の竹橋に行く途中にも学校があります。学校に行くと夕暮れ時に子供たちが駒回しをしていたり、ゴム跳びなどをしていたりする様子が見れるかも知れません。

ルアンナムター