ルアンパバーンに行ったら、やっぱりプーシーに登ろう

新しい仏像 先日、ルアンパバーンに行ったとき、やっぱりプーシーに登ってしまいました。夕暮れの日没を見に登る人が多いのですが、早い時間に登って、そよ風を受けながらルアンパバーン市内を一望するのは気持ちの良いものです。定番の観光スポットですが、やはりお勧めです。入場料は20,000KIPです。ここで一つ観光のヒントを。プーシーに行く人は、ほとんど人が国立博物館の前の階段を登っていきます。帰るときに時間があれば、ぜひこの同じ道ではなくて、別の2つの道があるので、どちらかに降りていくと、別の景観が見れて楽しいです。博物館側から見ると裏手になりますが、仏陀の足あとがあるとされる小さな洞窟や2006に作られた仏像などを見ることが出来ます。

20110731-01_プーシー地図

プーシーからカン川を見下ろすルアンパバーン市内を一望(1)

ルアンパバーン市内を一望

ルアンパバーン市内を一望(2)

メコン河です。雨季なのでかなり水位があります。夕日はこの方向に沈んでいきます。

ルアンパバーン市内を一望(3)

(2011/07/31)

空からみたルアンパバーン

空から見たルアンパバーンの写真です。大きい河はもちろん大河メコンで、左の支流がカン川です。ちょうどメコン河とカン川に挟まれたあたりがお寺がたくさんあるところです。

空から見たルアンパバーン(1) 山々の合間を抜けてメコン河は流れていきます。奥の方が下流になります。 空から見たルアンパバーン(2)

一見すると緑深いのですが、森林伐採が進み、森林の減少が大きな問題となっています。

ルアンパバーンのカウントダウンの様子

遅くなりましたが、実は年明けはバタバタしていて写真の整理が出来ていないのですが、ルアンパバーンに年末年始に出かけたときの写真を数枚アップしておきます。

カウントダウンパーティの会場は、シーサワンウォン通りのモン族の市場があったところで行われていました。テーブル席は、地元ラオス人の要人でリザーブされていて、午後7時くらいから延々と歌手や舞踊ショーなどがおこなれていました。観光客は、反対側にあるカフェなどでお茶しながら、チラリと見たり、シーサワンウォン通りのレストランでのんびりしています。ナイトマーケットはいつもより遅めで午後10時過ぎまでやっているところも少しありました。

ルアンパバーンのカウントダウンの様子

午前零時のカウントダウンは、適当で何となく新年になり、期待していた欧米人観光客は苦笑い。午前零時を過ぎるとタイ北部で伝統的なコームファイ(コームロイ)が次々と放たれました。とても幻想的ではあるのですが、タイ北部の伝統イベントであることを知っていたので、ちょっと複雑な気持ちで見ていました・・・タイでは、ロイクラトン(灯篭流し)の時、つまり、ラオスではタートルアンフェスティバルの時などに、伝統的に放たれているようです。

ルアンパバーンのカウントダウンの様子

ルアンパバーンのカウントダウンの様子

下の写真はノンキアウに行く途中の道中、偶然見かけた1か月遅れのモン正月の風景です。ちょうど元旦に行われていました。場所は、パークウー洞窟に比較的近いところで直線距離で約20キロのルアンパバーン郊外です。モン族の正月は、ほとんど地域では、米の収穫が終わった最初の新月の日で2008/11/27が元旦でした。毬投げは翌日から長くても2週間ぐらいです。ですので、この村は、たぶん1か月遅れで12/27が元旦だったのかな、と思ってみてました。見かけたのはここだけで、非常にラッキーでした。


(注: モン族のお正月は、地域によってお正月の時期や期間が異なります。読者の方からムアンシン近郊もちょうど私たちのお正月の時期にモン正月をやっていたというレポートをいただきました。たぶん 12/27が元旦だったんだと思います。 1/14追記)

ルアンパバーン モン正月

(2009/01)

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)に行ってみた

ルアンパバーンの有名な滝といったら、タート・クワンシー滝やタート・セー滝です。ラオスでもっともポピュラーでわかりやすくて詳しいHobomapでルアンパバーンの地図を見ていたら、ルアンパバーンの市内の比較的近いところにタート・トン滝(Tad Thong Waterfall)をいうのがあると書いてあるので行ってみました。この滝の情報、「地球の歩き方」、「ロンリープラネット」とかに載っておらずネット上のトリップアドバイザーのレビューコメントなどを参考に自転車を借りていってきました。

以下がHobomapのルアンパバーン広域地図からの抜粋、中央上部がルアンパバーンの中心部で、中央下部に Tad Thong Waterfallがあります。Hobomapの地図は、ルアンパバーン市内のシーサワンウォン通りにあった小さな書店に置いてありました。Hobomapのサイトでもウェブ上で地図が見れます。

tad-thong-waterfall-map1

滝は非常に小さいものです。この自然保護区の入口に滝があります。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

行くまで知らなかったのですが、この自然保護区にハイキングコースが用意されています。案内には、2キロ45分と書いてあります。実際にゆっくり歩いたら約1時間でした。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

このハイキングコース、意外と道が整備されていてびっくりです。下記の写真のように階段となって整備されていて、あまりハイキングする準備をしていなかったので、途中で普通の登山道のようになったら引き返そうと思ったのですが、最後まできちんと階段がありました。ただ、途中の渡り橋が朽ちていたり、階段の雨などで土砂が削られていてぐらいついているなど不安定なところがあるので足元には注意が必要です。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

このハイキングコースの中には、滝1(waterfall1)、滝2(waterfall2)と2つあるようですが、たぶん滝1だっと思われるところが水がなく、たぶん滝2は以下のような感じです。雨季だともっと水量があるのでしょう。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

自然保護区の入り口は、池があり、ちょっとしたリゾートっぽい雰囲気になっています。遠くに見える小屋で欧米人が一組そこでまったりしていました。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

まぁ、これといったものがあるわけでないので、初めて行くならタート・クワンシー滝やタート・セー滝に行くのがいいでしょう。この滝の良さは、何もないところ。でも、ハイキングコースが比較的整備されているので、お気軽に登山というかジャングルを体験できるところがいい感じです。

お土産屋さんはないし、レストランっぽいのがあるのですが、実質飲み物しか売っていない感じでスナック菓子とかも売っていませんでした。水と簡単なお菓子は持参した方がいいでしょう。観光客もほとんどいなかったですね。トゥクトゥクで欧米人一組、行く途中で追い越されたのと、欧米の男性の方が一人、ほぼ同じタイミングで自転車にやってきて、その後、ハイキングコースから戻ってくると2台自転車が駐輪されていました。市内に戻るときに4人ぐらいの欧米人の男女グループのすれ違ったので全員です。なので、見かけたのは7,8人です。いかに誰もいなかったかわかると思います。

 

<行き方>

場所は、市内から約7キロのところにあります。市内からは国道13号線を南下します。市内中心部から国道13号線の舗装された道路が約5キロ、そのあと公園までの未舗装の道路が約2キロです。

私たちは自転車に行ったのですが、国道13号線は、交通量も多くサイクリングに適している道路とは正直言えません。トゥクトゥクで行かれると良いと思います。トゥクトゥクであれば、市内から15分ぐらいです。

自転車の場合は、市内中心部から国道13号線に出ます。右手に競技場、南方面バスターミナルを通り過ぎ、しばらく走ると変電所があるので、そこを通り過ぎます。小さな小川が二つ越えると右手に滝入口を示す看板があります。滝まで2.8キロと書かれているのですが、実際には、約2キロで滝の入口に到着します。所要時間は、ゆっくり走って行きが50分ぐらい、帰りが40分ぐらいです。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

上記を右折すると、こんな感じの未舗装道路になります。緩やかな上り坂です。行きは国道部分もそうですが、全体的に緩やかな坂を上がっていく感じですので、帰りは楽です。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

国道13号線はこんな感じです。車だけでなくバイクも多いです。

タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)

途中で適当な売店とかがほとんどないので、市内で、水やお菓子などを事前に用意しておきましょう。