タイ・ノンカイからラオス・ビエンチャンへの出入国

ラオスへは日本人は、2007年1月1日より15日以内の滞在であればビザが不要です。タイのノンカイから友好橋を経由してラオスへの入国の手順は以下のような感じになります。

まず、大きな流れは、

  1. タイのイミグレーションで出国手続き
  2. シャトルバスで友好橋を渡る。
  3. ラオスのイミグレーションで入国手続き

となります。国際バスで来た場合は、イミグレの手前で下車し、イミグレを通過後にバスが停車しているので再び乗車します。シャトルバスは、20Bまたは、4000キップです。

写真はちょうど友好橋の真ん中、タイ側からラオス側に入るところです。真ん中に列車の線路があります。

友好橋

ラオス側の入国手続きは、

  1. パスポートを提示して入国税を支払い、スマートパスを受け取る。
  2. 入国カードを窓口または係員からもらって記入する。
  3. イミグレで入国手続き
  4. スマートパスで改札を通過
  5. 出口のチェックポイントでパスポートを提示

といった流れになります。

スマートパスは、昨年(2013)の2月から導入されたシステムで、以前は、入国税を払い、レシートを提示していました。新システムでは、入国税を払うと渡されるスマートパスを挿入しないとイミグレ後の改札が通過できないようになりました。入国税は、通常の業務時間帯(08:00-16:00)だと、1000キップまたは5バーツ、時間外(06:00-08:00, 16:00-22:00)や休日は、11000キップまたは45バーツとなります。ラオス側のイミグレには係官とかあまりいないのでちょっとどうするか慌ててしまいますが、まずは最初のブースで入国税を支払ってスマートパスを受け取ることを覚えておきましょう。

そして、次が入国カードの入手です。タイ側もラオス側もそうですが、出入国カードの用紙を記入用デスクを置いていないので、窓口あるいは係員が配布していればその人にパスポートを提示してもらう必要があります。これも非常にわかりにくい。まずは、周囲を見渡して出入国カードを配っている人がいるか確認します。いないようであれば、窓口に並んでいるところを少し割り込ませてもらって用紙をもらいます。いつも、なんて非効率なことするんだろうと思うんですが一向に改善されませんね。入国税をし払う窓口でくれればよいと思うのですが。

出入国カードが入手したら、とりあえず入国カードのところを書いてイミグレ窓口で入国手続き、そして終わったらスマートパスを挿入して改札を通過、最後に出口で係官による入国スタンプの確認が終われば無事に入国です。

国際バスの人は、そのままバスに乗ってタラートサオバスターミナルへ、そうでない人は、ビエンチャン中心部まで公共バスかトゥクトゥクやタクシーなどで向かうことになります。トゥクトゥク、タクシーでビエンチャン中心部までは、400バーツまたは100,000キップ(約1370円)です。ちょっと高い気がしますが運ちゃんたちに仕切られているのであまり交渉の余地がないです。タイのノンカイ側もそうです。さくっと市内まで移動し、市内で両替とかすると良いと思います。

以下がスマートパスです。

スマートパス

何回も、この友好橋を渡ってますが、やっぱりなんか楽しいです。「入国税を払ってスマートパスをもらう」、「出入国カードを窓口から係員からもらう」、この2点を忘れなければ、あんまり親切な案内がなく、混み合っているイミグレですが、無事に通過できると思います。