まもなく上映、「グッドモーニングルアンパバーン」

ラオスで33年ぶりと言われている国産映画がまもなく上映されます。「グットモーニング・ルアンパバーン」でオーストラリアで育ったジャーナリストの青年が、父の故郷であるルアンパバーンでラオス人の娘と恋に落ちるというもの。

もともと4月のお正月に上映が予定されていましたが、編集が遅れて、6月の上映になったようです。タイ側では、先行ロードショーが5月31日からで、6月5日から公式上映です。肝心のラオス側がよくわかっていないくて、あるブログには5月24日に文化会館で関係者によるプレミア上映が行われるとのことですが、定かではありません。タイでは、先日の日曜日(18日)にタイのケーブルテレビのHit Stationという番組の中にある Lao Live I Love you というラオス向けの音楽番組の中で大きくとりあがられていました。

ラオスの映画は、本当に少なくまた情報もほとんどありません。おそらく有名なものは、「レッドロータス(Boa Deng)」(1987)、「壺の平原からの銃声」(1983)の2本だと思います。上述の33年ぶりというのは、革命後(1975)という意味でしょう。

「レッドロータス」は革命のときのラブストーリです。「壺の平原からの銃声」はラオス人民軍隊の勇敢な兵士の話です。

そういった意味で今回の映画はラオスの映画界の新しい一歩ということができそうです。

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http://www.sabaideemovie.com/ グットモーニング・ルアンパバーン

いよいよ秒読み、ラオスの鉄道

友好橋に敷設されたラオス初の鉄道 ラオス初の鉄道がまもなく開通です。タイ側は順調だけど、ラオス側は・・・などと噂されていたのですが、順調に進み、線路の敷設、ラオス側の駅であるタナレン駅も完成し、6月に開通する予定だそうです。私もバスでウドンタニに行く時、友好橋での敷設工事現場を見て思わず感動してしまいました。

今回新設されるのは、タイ側のノンカイ駅からラオス側のタナレン駅までの5.3キロです。ラオス側が3.5キロです。近い将来、ビエンチャンの中心部まで9キロ延伸する計画もあります。

バンコクからは約20時間とのことですが、列車で越えるメコン河は新たな感動が生まれますね。 思えば、友好橋が94年に開通し歴史に1ページが記されましたが、また、新しい1ページが生まれます。

鉄道の構想の話は、複数の話を総合すると、ビエンチャンからタケークへそして、国境を越えてベトナムへといった壮大な構想があるみたいです。数十年かかりそうですが、経済の発展とともに陸路交通として安価な鉄道の期待が高まっていくことでしょう。

お隣のタイの国鉄では、9割以上が単線ですが、その半分程度を複線化しようという動きが出ています。

サバナケット空港が8月15日に再開予定

経済特区が設置され、東西回廊のラオスにおける重要ポイントであるサバナケットの空港が8月15日に再開される予定のようです。国内線が週3便で、タイからの国際線も10月から運行されるようです。

ポンサワン銀行、タイに進出

昨年(2007年)、ラオス初めての民間銀行として開業した元気の良いポンサワン銀行ですが、タイで働くラオス人労働者のために、駐在員事務所を年内に開設する予定があるらしいです。

ワッタイ空港内の支店を開いたり、最近とにかく元気がいいです。

http://www.newsclip.be/news/2008502_018862.html

ルアンナムターの空港が再開しています。

2006年4月19日から始まったルアンナムターの空港改修工事ですが、滑走路を1600メートル延長し、滑走路幅を30メートル拡張する工事が完了し、2008年3月31日から運行が開始されています。

運行スケジュールは、以下の通りです。(2008/03/31現在)

  • 月、水、金 QV601 ビエンチャン?ルアンナムター 09:00-09:50 MA60
  • 月、水、金 QV602 ルアンナムター?ビエンチャン 10:30-11:20 MA60

ただ、ルアンナムター県は、今年2,3月に鳥インフルエンザが発生しており、2008/05/02現在、終息宣言は出ていません。この点を十分に留意して下さい。

(追記)

2008/05/09現在、ルアンナムター県においてニワトリ、アヒルなどの家禽の飼育が再開が許可され、鳥インフルエンザは終息の模様です。旅行される方は、最新情報でフォローアップしてください。

ラオスの魅力

 美しい山々と田園風景そして大河メコン、そこには、東南アジアの原風景が広がっています。そして子供たちの素朴な笑顔がまっています。2007年1月1日より15日以内の滞在は観光ビザも不要になりました。ぜひラオスに行ってみませんか?