いよいよ秒読み、ラオスの鉄道

友好橋に敷設されたラオス初の鉄道 ラオス初の鉄道がまもなく開通です。タイ側は順調だけど、ラオス側は・・・などと噂されていたのですが、順調に進み、線路の敷設、ラオス側の駅であるタナレン駅も完成し、6月に開通する予定だそうです。私もバスでウドンタニに行く時、友好橋での敷設工事現場を見て思わず感動してしまいました。

今回新設されるのは、タイ側のノンカイ駅からラオス側のタナレン駅までの5.3キロです。ラオス側が3.5キロです。近い将来、ビエンチャンの中心部まで9キロ延伸する計画もあります。

バンコクからは約20時間とのことですが、列車で越えるメコン河は新たな感動が生まれますね。 思えば、友好橋が94年に開通し歴史に1ページが記されましたが、また、新しい1ページが生まれます。

鉄道の構想の話は、複数の話を総合すると、ビエンチャンからタケークへそして、国境を越えてベトナムへといった壮大な構想があるみたいです。数十年かかりそうですが、経済の発展とともに陸路交通として安価な鉄道の期待が高まっていくことでしょう。

お隣のタイの国鉄では、9割以上が単線ですが、その半分程度を複線化しようという動きが出ています。