ルアンナムター観光(5) プムプック仏塔

ナムマット村に入ってきた道を1.5キロ戻り、ルアンナムターの盆地全体を見渡せる丘の中腹にプムプック仏塔(Poum Pouk Stupa)があります。ルアンナムター中心部から5.5キロ、車で10分のところです。

入口に説明がありました。説明によるとオリジナルの仏塔は1628年にルアンパバーンを首都とするランサン王朝とタイ北部のチェンマイを首都とするランナー王朝との中立領土を策定するために建立されたとのことです。

この仏塔は1966年10月29日、シークレット・ウォー(秘密戦争)の最中に米軍の激しい爆撃により損壊しました。周囲の村も燃えてしまったとのことです。

現在の新しい仏塔は2003年に建立されました。毎年旧暦の3月(暦の2月頃)の15日にお祭りがあるそうです。

参道の階段を登っていくと新しい仏塔があり、その隣に横たわるようにオリジナルの旧仏塔が損壊したまま横たわっています。眼下には美しいルアンナムターの田園風景が広がっています。

仏塔の下にある村は20世紀初頭に定住したタイダム族のナムゲム村(Ban Nam Ngaen)とのことです。すぐに近くにはアカ族、ランテン族が住んでいます。本当にいろんな少数民族が小さなエリアに共存して生活していることを実感します。

プムプック仏塔

プムプック仏塔

プムプック仏塔

プムプック仏塔

プムプック仏塔

プムプック仏塔

プムプック仏塔

ゆっくりと20分ほど見学しました。午前中にルアンナムター市内にあるルアンナムター仏塔に行きましたが、そこと合わせてぜひ訪れたい仏塔です。

(2019/12)