セポン鉱山、3、000人の労働者をレイオフ

ビエンチャンタイムスによると、中部サバナケット県にあるセポン金銅鉱山ですが、金融危機の影響により、金、銅の需要が大きく下落し金、銅の価格が下落しているため、約3,000人の労働者をレイオフするとのことです。せポン鉱山は3,000人の日雇い労働者と2,000人の社員を雇用しているとのこと。

セポン鉱山は、2003年より、金、銀の生産を開始し、2005年より銅の生産を開始しています。
鉱工業は、2006年より大きく成長しており、観光産業を抜いてラオスの輸出のトップに大きく躍り出ており、GDPの産業別のシェアで見ても2006年が13.4%、2007年が11.2%となっており基幹産業になっています。

詳しくありませんが、こうしたことが、ラオスの昨今の経済成長を支え、キップ高の要因ではないかと言われています。今回のセポン鉱山の大規模はレイオフにより、ラオス経済成長にも陰りが出るのではないかと心配です。周辺国が大きく経済が失速している中、それらの国に支えられているラオスだけが大丈夫というわけにはいかないでしょうから。