台風16号がラオス中部を通過予定

昨日(09/29)の未明にベトナム沖で発生した台風16号(メーカマー)ですが、ベトナム中部のフエの北120キロ時点に上陸して、その後、ラオス中部のサバナケット・カムアンの間を抜けてタイ東北地方に達して熱帯低気圧に明日の午後10/02 09:00 10/01 12:00には変わる見込みです。 ラオスも大変ですが、タイの中部地方が連日の豪雨でタイの中部のチャイヤプーン県のダムでは100mの亀裂が生じるなど、しています。 メコン川の水位も先週の台風14号の影響で一気に水位が増していて、昨日(09/29)の07:00のビエンチャンの観測データは、9.18mで前日比+1.61mになっています。今後5日間の予測では、昨日(09/29)の段階で、10.78mまで上昇するとしており、警戒水位11.50mまではまだ余裕がありますが、台風一つで状況が一変するということがよくわかりますね。私も土嚢がもういいかなぁと思ったのですがちょっと反省です。

(追記)
09/30 日本時間10:30の発表によると10/01の09時にタイ付近(ということはサバナケットとカムワンの間ぐらい?)に到達し、10/02の09時 10/01 12:00に熱帯低気圧に変わるそうです。日本の気象庁の予想だと北西に針路とるようなので進路によってはビエンチャンも横切るかもしれません。 下記の図も09/30 日本時間10:30の発表に合わせて少し進路予想を北西にしました。

20080930_台風16号進路