ビエンチャンのメコン川の水位(08/15)

ラオス気象局から10時にHPで発表がありました。それによると、

  • ルアンパバーン 19.24m(-0.72m)、今後は、18.27m, 16.84mの予想。
  • ビエンチャン 13.67m(+0.04m)、今後は、13.57m, 13.51mの予想。

となっており、ルアンパバーンは昨日から下降、ビエンチャンも本日は微増ながらも明日以降、下降する見込みとなっており、とりあえず、今回の峠は越えた感があります。

昨日は夜中に雷を伴った雨が降り、ちょっと心配でしたが、今日も良い天気になっています。

今回の水位上昇ですが、もともと雨季入りが今年は早くて、水位が高かったところに台風9号(kamuri - 冠)が中国南部、ベトナムを通過、その後、熱帯低気圧になってラオス北部に先週の金曜日頃に豪雨をもたらしたものが、水位の上昇をもたらしたのではないかと思います。中国もメコン川にいくつもダムがありますので、当然放水してくるでしょうから、大河といえども、加速度的に水位が上がるのが怖いところです。

もともとこの数年、洪水がなく水位も低くなっていることから、中国側のダムの影響だと言われてきましたが、今後どうなるのでしょうか?